子どもを「伸ばす父親・母親」になる方法で大事なのはこれ1つ!

子ども達が自分の力を信じ、目標達成に向けて進めるようお手伝いをするメンタルコーチの手塚幸恵です。
水泳指導歴25年で様々な子供たちを指導してきた経験から、スポーツで頑張りたい子どもたちのメンタルサポートをしています。
また、人と接するのが苦手、自分に自信がなかった過去の自分が変われた!経験から、メンタルコーチとして夢や目標を叶えるサポートをしています。

水泳コーチ時代の失敗

私は水泳コーチとして様々な子供たちと関わってきました。
合宿での子供たちとのやり取りで忘れられないことがあります。

利用した部屋は「自分たちで元通りにきれいに清掃する」

子供たちに任せていました(小学4年生から中学1年生)

清掃終了の報告を受けた私がとった行動が大失敗!!!

子供たちなりに精一杯きれいにしてくれたのに
大人の私から見ると「できていない」と感じる点が多々ありました。

私は子供たちのいる前で「手直し」をしてしまったのです!!!
これが大失敗でした!

子どもたちにこんな気持ちを持たせてしまった!

一生懸命やったって・・・・
どうせ、気に入らないんでしょ」
どうせ、後からコーチが直すんでしょ!」

あの時、私がかけるべき言葉はただ1つだった

自分たちでやり遂げた、自分たちなりに「キレイに仕上げる」ことに対して考えて工夫して、協力して清掃をしたにも関わらず私はあることをしなかったのです。

それは・・・

「褒めること」「認めること」

ありがとう!きれいになったね」
「協力してできたね」

子どもを「伸ばす父親・母親」になるために「信じて待つ!」

子どもに物事を頼んだ時、
子どもが自ら物事をやる!と言ってきた時には
終わるまで信じて待つ!ことが重要です。

これは絶対ダメ!

・気になって口出しをする
「もう少し〇〇したほうが良いんじゃない?」
「まだできないの?」

子どもたちの行動を見ていると、ハラハラドキドキですよね。
効率よくできない姿を見ると「何でそうやるかなぁ」「もう、何してんの?」と
つい口出ししたくなります。
口だけでなく、「ちょっと貸して!」「ちょっとママに(パパに)代わって!」と
子どもたちのやっていることを奪ってしまっていませんか?

自分を抑える子どもになってしまう

途中で親が口出ししたり、手伝ってしまうと
・自分で考えたり工夫をしなくなる
・自分の考えを素直に実行できなくなる

自分で試行錯誤して取り組んでも最終的に親が手直しするんだから、とベストを尽くさなくなってしまったり、自分の考えがあっても親に何か言われるのではないか?と警戒してのびのび行動できない子どもになってしまうかもしれません。

子どもは「あなた」ではない

あなた(親)が思うやり方、行動と違うやり方、行動をするのは当たり前のことです。
生きている年数も違いますし、経験した、体験したことも異なります。
子どもはあなた(親)ではなく、別の人間なのです。

それでも親は「自分の子供の頃と比較」して口出ししたり、「自分だったらこうするのに」とイライラしたりします。
自分との比較では足りずに、他の子どもと比較して「〇〇ちゃんの方が△△だね」などと言ってしまうこともあります。

信じて待つとは・・・

子どもの考え、行動を「認める」ことです。
「何でそうやるかなぁ」「もう、何してんの?」という声かけではなく、
「どうやってるの?」と興味をもって聴いてあげましょう

子どもの話すことに対して「そうなんだ!」と興味をもって相槌を打ってみましょう
子どもは得意気に話してくれるでしょう。認められたことが嬉しくて「やり遂げよう」「頑張ろう」と思うのです。

子どものやる気、能力を伸ばすことができます!

「ちょっと貸して!」「ちょっとママに(パパに)代わって!」と言いたくなったら、

①子どものやっていることを認める

⇒「そこまでできたんだね」「一人で頑張っているね」など行動そのものを認めましょう
⇒「それじゃダメだ」など否定から入るのは絶対やめましょう

②子どもに許可を取る

・アドバイスしてもいいかな?
・お手伝いしようか?
・一緒にやってもいいかな?

なぜ許可を取る必要があるかというと、いきなり「ちょっと代わって!」と言ったら、
⇒親が子どもに物事を頼んだ時の場合、「だったらママ(パパ)が自分でやれば!」と反発心が大きくなります。
⇒子どもが自ら物事をやる!と言ってきた時の場合、それまでは子どもの「主体的な行動」だったのが一変して「受け身的な行動」になってしまう恐れがあります。

③結果(出来栄え)だけを見ずに、行動の過程を褒める

私の失敗のように「結果」だけしか見ない親になってはいけません。
子どもを伸ばす親になるには「過程」を見ることが大事です。
・一生懸命取り組んだ
・工夫してやり遂げた
・あきらめなかった
・周りと協力できた
など、何でもよいのです。子どもの行動を「良い、悪い」の評価でなく、「行動そのもの」に目を向けて褒めてあげましょう。

子どもの自信へとつながります。

もし・・・やり遂げることができなかったら

最後までやり遂げることができなかった時に子どもに声をかけるならA、Bどちらのようにしますか?

A:「まだ終わってないでしょ!早くしなさい!どうしたの!」
B:「終わってないみたいだけど、何かあったの?」

この場合、Bの声かけをすると良いでしょう。
Aの場合、責められていると感じ、子どもは自信を無くしてしまいます。
できないことを責めるのではなく、「どうしたらできるようになるか?」にフォーカスします。

次のステップで子どものやる気を引き出しましょう!

①事実を伝える→「終わっていない」「できていない」
②理由を聞く→「何かあったの?」
③どうしたらできるか?子どもの考え、思いを聞く→「どうしたらできると思う?」
④必要であればアドバイスする→「提案してもいい?」

ここで大切なのは子ども自身が「気づく」をことなのです。
・できなかった→「さぼってしまった」
・できなかった→「自分一人では難しかった」
・できなかった→「もう少し時間があればできそうだ」

「気づく」ことができた子どもは

・考えるようになる
・工夫するようになる
・アドバイスを求めることができるようになる
・やり遂げることができるようになる

失敗を生かして、私が心がけていること

子どもたちに物事を依頼した時は、前述のように「信じて待つ!」を心がけています。
どうしても言いたいことがある時は、最後に言います。
「リクエストしてもいい?〇〇のところ△△してくれると嬉しいな」
→許可を取り、言いたいことを伝える

自分から「やる」と言ってきた時は、信じて待つのは当然ですが、その子が「やると決めた」ことが達成できるようにタイミングを見計らって声をかけます。
・今どんな感じ?
・何か困っていることはない?
・ここまでやってきてどう?

自分の価値観で判断せずに、子供たちが自ら考えて行動できるようにサポートしています。
子どもたちの可能性を信じて待つ!これが子どもを伸ばす秘訣です!

個別相談をおこなっています

お子様の夢や目標を叶えるためのメンタルサポートを行っています。

個別コーチング 1回 1時間 5,500円(税込)
※お申込み後、初回カウンセリングは無料です。
ご自宅への訪問型、オンライン型などご要望に応じます。

※保護者の皆さまへ

お子さまのためにお申込みをご検討の場合、事前にお子さまとご相談の上お申込み下さい。
基本的にはお子さまお一人で受けていただくのですが、ご希望であれば保護者様同席も可能です。どのような方法で行うのが良いか、お子さまとご相談ください。

※中学生、高校生の皆さまへ
コーチングを受けてみたい!という方は、まずお家の人へ相談してください。

※受けたらいいのかまずは相談してみたい、という方はZoomにて無料相談も行っております。ご希望の方は、お問い合わせフォームに、無料相談希望とご記載いただき、希望の日時を3つほどご記載下さい。30分ほどお話をお聞かせ下さい。お話したので申し込まないといけないとかはございませんのでまずはご相談ください。

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