自信がない時にどうすれば自信がつけられるか! やるべき2つのこと

子ども達が自分の力を信じ、目標達成に向けて進めるようお手伝いをするメンタルコーチの手塚幸恵です。福島県いわき市を拠点に活動しています。
水泳指導歴25年以上で様々な子供たちを指導してきた経験から、スポーツで頑張りたい子どもたちのメンタルサポートをしています。
また、人と接するのが苦手、自分に自信がなかった過去の自分が変われた!経験から、メンタルコーチとして夢や目標を叶えるサポートをしています。

自信がなかった私の失敗

運動指導者として活動を始めた20代の頃、私は自分に自信が持てずに他の指導者と比較しては「私は何やってもダメなんだ」と落ち込んでいました。
当時の運動指導者と言えば「運動部出身の体育会系」がほとんどで、運動が好きです!いつも元気いっぱいです!のオーラが漂うイメージでした。
しかし、私はおとなしく体育会系とは程遠い雰囲気で、見た目も弱々しかったのです。

自信をつけるために頑張ったけれど自信はつかなかった

私は何とかして自信をつけよう!とたくさんの資格を取得しました。当時の私は「資格を持っていれば指導に自信が持てる!」と思い込んでいたのです。


資格を取った直後は「資格を持っている!」ことで他の指導者に追いついた気がして「自信」が芽生えました。でも、しばらく経つとまた「私の指導はダメだ」と自信がなくなるのです。
資格取得⇒自信の芽生え⇒自信がない⇒資格取得・・・繰り返しでした。
最終的にたくさんの資格を取りましたが「自信」はつかなかったのです。

では、自信をつけるためにはどうしたらよかったのでしょうか?
私の経験を踏まえ、やるべき2つのことをお伝えします。

1つは「自信がある状態を明確にする」ことです。
もう1つは「自信がると声に出して言う」ことです。
どういうことなのか?具体的に説明していきます。

やるべきことその1 自信がある状態を明確にする

「自信がない」から抜け出すためには「自信がある」状態をはっきりさせることが必要です。

・どうなったら自信があると言えるか?
・自信がある自分はどんな状態でいるか?

自信がない人は「私なんて」「どうせ」が口癖の人が多いです。ダメな状態ならばいくらでもイメージできるのです。
しかし、具体的にどうなりたいのか?どうなったら自信が持てた、と言えるのかについてはイメージできないのです。

私の失敗もそこにありました。資格を取った後の自分がどう活躍しているのか?をイメージせずに、ただ「資格を取る=自信」と思い込んでいたために、資格を活用できずに変われなかったのです。

もしあなたがスポーツで自分のプレーに自信を持てずにいるなら

技術練習をして技を磨くだけでは自信はつきません。習得した技を使って得点した!試合に勝った!など自分が理想とする「自信がある自分」を思い描き、そこに向かって努力をしなければなりません。

あなたの思い描く「自信がある自分」はどんな状態の自分ですか?

ここで実際に1分間のワークをやってみましょう。
紙とペンを準備してください。

あなたの思い描く「自信がある自分」を1分間でできるだけたくさん、具体的に紙に書き出しましょう。
(例)・〇〇の技ができる
・いつでも落ち着いてプレーしている
・周りが良く見えている
・堂々として楽しくプレーしている

注意!:イメージする時にやってはいけないこと
・あの人のようになりたいな、と他人をベースに考えてはいけません。
あくまでも「自分」がどうありたいか、を思い描きましょう。他人ベースで考えると結局「他人との比較」になってしまいます。あの人のほうが優れている⇒自分はダメだ、あの人のようにはなれない⇒自信がない

書き出したものを見てどう感じますか?

自分が書き出した「自信がある自分」を見て何か感じるものはありましたか?

もしかしたら「すでにそうなっている!」⇒「自信がないと思っていたけれど、私って実はすごいじゃないか!」と気づくかもしれません!

逆に「全然できていないじゃないか!」と落ち込んでしまうかもしれません。

でも「自信がある自分」を思い描き、そこに向かって努力をするという道しるべ(やるべきこと)が明確になったので、自信がある自分へ一歩近づいたということになります!

やるべきことその2 「自信がある」と声に出して言う

人は「自分が思った通りの存在になる」のです。
「私なんて」「どうせ」と思えば、ダメな人生になるし、「私はできる」「自信がある」と思えば、そういう人生を自分で創ることができるのです。
ですから、次のことを実践し、習慣化するだけで今の自分を変えることができます。

①発する言葉を意識する⇒ネガティブな言葉は使わない

ネガティブ言葉が多いなと感じた人は今から「ポジティブ変換」を心がけましょう。
(例)
ダメだ、できない⇒成長のチャンスだ
無理だ⇒やりがいがある

②「自信がある」と声に出して言う⇒脳は「自信がある」状態へ動き出す!

脳は現実で起こっていることとまだ起こっていないイメージの区別ができません。ですから、「自信がある」ことを現実だと判断し、あなたの思考や行動を「自信がある」状態へと導くように動き出すのです!

「自信があるか?」と聞かれたら、(その時に自信がなくても)「自信あります!」と答えるようにしましょう。
時々、自信があっても謙遜して「あまり自信がありません」と答える人もいますが、チャンスを逃しているだけで何の得にもなりません。それどころか脳が「自信がない」状態へ導く指令を出し始めるかもしれません!

いつ声に出して言えばいいのか?

毎朝顔を洗う時に鏡の中の自分に向かって自信がある自分をイメージして「自信がある」と声に出して言いましょう!
自分はダメだとマイナスな気持ちが出てきた時に自信がある自分をイメージして「自信がある」と声に出して言いましょう!

 

毎日、1週間やってみましょう!不思議なことですが、毎日この行動を繰り返すと、立ち居振る舞い、行動、言葉が自然と自信がある自分へ近づいていくのです。

思い込みに気づいて積極的になったAさん

Aさんはいつも「自信がない」と言っていました。どうしてそんなに自信がないの?と聞くと「だって自信がないんだもん」と。

Aさんは、何に対し自信がないのか?分からないけれどとにかく自信がないというのです。

そこで「自信がある」状態を紙に書き出してもらいました。すると、Aさんはすでに「自信がある」状態だったのです。


「自信がない」が口癖となり、「自信がない自分」を創り出していました。そのことに気づいたAさんは「自信がない」というのを辞め、何事にも積極的に行動できるようになりました。

「自信」は自分の心が決めることである

自信がなかった私が自信を持てるようになったのは「自分で決めた」からです。
何もできない、ダメだと思い込んでいた私ですが、あるワークをしました。

①運動指導者になった当初と比べてできるようになったことを全て書き出した
(例)・笑顔で指導できる
・視野を広く指導できる
・簡潔に説明できる
とにかく小さなことでも書き出しました。書き終えてみると「できることがたくさん」だということに気づきました。私はダメなんかじゃない!

②自分の良いところを書き出した
(例)・運動が苦手な人の気持ちが分かる
・優しい雰囲気がある
・資格をいっぱい持っている(たくさん勉強した)
書き出してみると元気はつらつの体育会系の運動指導者にはない私だけの良さに気づきました。私らしくやればいいんだ!

私は「私なんて」を辞め「私だからこそ!」と自分に言いきかせました。
そして「自信をもって指導するぞ!」と決めたのです。
本当はとっくに「自信」持っていたのに「自信がない」「こんな私じゃ」とウジウジしていただけなのです。「自信がある!」と決めたことでようやく「自信を持てた」のです。

だから、「自信がない」から抜け出せない人は「自信がある!」と声に出す!を絶対にやるべき!です。

個別相談をおこなっています

お子様の夢や目標を叶えるためのメンタルサポートを行っています。

個別コーチング 1回 1時間 5,500円(税込)
※お申込み後、初回カウンセリングは無料です。
ご自宅への訪問型、オンライン型などご要望に応じます。
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基本的にはお子さまお一人で受けていただくのですが、ご希望であれば保護者様同席も可能です。どのような方法で行うのが良いか、お子さまとご相談ください。
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