オンラインで終活セミナーを開催しました
人生最期の時まで「自分らしく生きる」「やりたいことを続ける」ことができるように心と体を元気に保つ終活のサポートをしている手塚幸恵です。
終活セミナーのテーマは「終活とは?」「何から始める?」でした。
参加者は40代の方でした。
「終活のイメージは?」
初めに「終活」に対してどのようなイメージを持っていますか?という質問。
・亡くなってから家族や周囲に迷惑にならない準備(葬儀、お墓など)
・相続や財産のこと
・断捨離
「終活」という言葉自体の認知度は高いものの
「死ぬ前の準備」という後ろ向きなイメージをもっており、「自分には早い」と捉えている様子でした。
「どちらに興味がありますか?」
質問を繰り返しながら、「終活」の何から始めるか?を決めていきました。
「どちらに興味がありますか?」
終活には2つあります。
40代ということもあり、「亡くなった後のことはまだ考えられない」ということで
②「生きている間のこと」を選択されました。
次の質問です。
生きている間のことの中で「どれに興味がありますか?」
①はどのような人生を歩みたいか?を考えていくことです
②は病気や介護など自分で判断がつかない状況になってしまった場合に備えた意思表示について考えることです
③はお金のこと、保険や資産のこと、断捨離やID、パスワードなどについて考えることです。
②③については年齢的に今すぐ必要とは思えないということで
①「どのように生きたいか?」について考えていくことにしました。
また質問です。
どのように生きたいか?考える上で「どちらに興味がありますか?」
①は自分史を書いてみることから始めます。経歴、楽しかったこと、好きだったこと、得意だったことなど過去の自分を振り返ることで自分の価値観に気付きます。
不安に思っていることが明確となり、これからの生き方が見えてきます。
②は最期の時を想像することから始めます。理想からバックキャスティングすることで「今、やるべきこと」「今、どう生きるか」が見えてきます。
「過去よりも未来を見たい」ということで「最期の時」をイメージしてもらいました。
イメージを膨らませ、徐々に現在まで戻ってきます。
80歳くらいで最期を迎える(どこでどのように誰と・・・具体的にイメージしてもらいます)
では、70代ではどのように過ごしていますか?
60代では?という具合に80歳の最期までをどのように歩んだか?イメージしてもらいました。
そして最後に「では今どのように過ごしますか?」と現在の生き方にたどり着きました。
参加者からは
・初めて自分の考えていることを口に出して言えた
・不思議なくらいどんどん自分の考えが鮮明になっていった
・想像した人生を送るには「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」と、どんどんやることが明確になってきた
そして最後に出てきた一言が
「終活はまだ早いと思っていたけれど、逆算して考えていくと人生足りないくらいだ!今回終活について学び、何から始めるか?考えていくことをしたら、生き方について考えることができた」でした。
まさに、終活は「人生の終わりのための活動」ですが、
「今をどう生きるか?」を考え「自分らしく生きるための活動」と言えます。
理想の未来へ向けて
人生について考えた後は、あれもしなきゃ!これもしなきゃ!の中から初めの一歩は何をするか?行動を宣言してもらいました。
そして1週間後にその行動について報告していただきました!
ワクワクな毎日を送っている様子です!
人それぞれの終活があります
今回のケースは「生きている間のことを考えたい」ということからたどり着いた終活でした。
終活には「しなければいけない」ことは決まっていません。
終活することで、今抱えている不安や心配が減り、前向きに生きられるきっかけになれば良いと考えます。
自分のことをさらけ出して人に話すのは恥ずかしい、家族のことを話すのは恥ずかしい、そう思って一人で抱え込んでいる方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、話すことで心が軽くなることがあるかもしれません。
些細なことでも気軽にご相談ください。
終活セミナー(オンライン)のご案内
定期的にオンラインで終活セミナーを開催しています。
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