新学期から1か月、馴染めなくても大丈夫。不安を「自信」に変えるメンタルトレーニングの秘訣
子ども達が自分の力を信じ、目標達成に向けて進めるようお手伝いをするメンタルコーチの手塚幸恵です。
水泳指導歴25年以上で様々な子ども達を指導してきた経験から、スポーツで頑張りたい子どもたちのメンタルサポートをしています。
また、人と接するのが苦手、自分に自信がなかった過去の自分が変われた!経験から、メンタルコーチとして夢や目標を叶えるサポートをしています。

「みんなと仲良くできるかな」
「失敗して浮いちゃわないかな」
「もし、どこにも居場所がなかったらどうしよう」
新学期から1か月。最初は小さな違和感だったものが、次第に
「うまく話しかけられない」
「思い切ってプレーができない」
「どんどん自信がなくなっていく」
そんな状態になっていませんか?
でも、安心してください。
これは決して珍しいことではありません。実は、非常に多くの子ども達に起きている「当たり前の反応」なのです。
今回は、不安を「自分を成長させるためのチャンス」に変えるためのメンタルトレーニングの秘訣をお伝えします。

なぜ新しい場所ではこんなに「心」が揺れるのか?
まず最初に伝えておきたいことがあります。それは「今、不安を感じているのは、あなたが弱いからでも、根性がないからでもない」ということです。
脳があなたを守ろうとしている証拠
私たちの脳には、大昔から備わっている「生存本能」という仕組みがあります。原始時代、人間が集団から外れることは、野生動物に襲われるような「死」を意味しました。
そのため、私たちの脳は「新しい集団に馴染めるか?」「仲間外れにならないか?」を過剰に心配するようにできているのです。
今のドキドキや不安は、脳があなたを守ろうとして「警戒モード」のスイッチを入れているだけで、あなたの脳が正常に動いている証拠なのです。

「早く馴染まなきゃ」と焦らなくて大丈夫
新学期になると、
・すぐに友達を作れる子
・明るく話しかけられる子
が目立って見えることがあります。
すると、「自分はダメだ」と思ってしまう人もいます。
でも、人にはそれぞれペースがあります。
スポーツでも
・すぐに輪に入れるタイプ
・周りを見ながら少しずつなれるタイプ
がいます。
どちらが良い・悪いではありません。
ゆっくり馴染むタイプの人は、
・周りをよく見ている
・相手の気持ちを考えられる
・深い人間関係を作れる
という、素晴らしい力を持っていることも多いのです。

「嫌われたらどうしよう」が苦しくなる理由
新しい環境では、どうしても「周りからどう見られているか」が気になってしまいます。
実は、昔の私はまさにそうでした。
「こんなこと言ったら変かな・・・」
「失敗したらどうしよう・・・」
そんなことばかり考えて、友達の輪にいてもほとんど話せませんでした。
周りに合わせようとして疲れてしまい、一人でいることも増えていきました。
そんな私が救われた言葉があります。
ある時、先輩からこう言われました。
「人って、自分のことで精一杯だから、意外と他人のことを見ていないよ」
その言葉を聞いた時、
「そっか・・・自分は『周りからどう見られるか』を気にしすぎていたんだ」と気づきました。
それから少しずつ、「どう思われるか」ではなく、「自分はどうしたいか」を大切にできるようになったのです。

自分でコントロールできることに集中しよう
相手があなたのことをどう思うかは、相手が決めること。あなたがどれだけ努力しても変えられない「相手の課題」です。
どれだけあなたが優しく接しても、
・相手の機嫌が悪い
・気が合わない
・タイミングが合わない
そんなことはあります。
でも、それは「相手の課題」であって、あなたが全部背負う必要はありません。
だからこそ、大切なのは、自分でコントロールできることに集中することです。

例えば
・自分から挨拶をする
・笑顔を意識する
・相手の話を聞く
・小さなチャレンジをする
こういう「自分の行動」は、自分で選ぶことができます。
まずは「挨拶」から始めてみよう
人間関係をよくする一番シンプルな行動は「挨拶」です。
でも、ただの挨拶ではありません。
おすすめは、「自分から、相手の目を見て、名前を添える」ことです。
例えば、
「おはよう」ではなく「〇〇さん、おはよう!」と言ってみる。
名前を呼ばれると、人は「自分をちゃんと見てくれている」と感じやすくなります。
もし、相手から返事が返ってこなくても大丈夫。
あなたは、「自分から声をかける」というチャレンジをしたのです。
それだけでも大きな一歩です。

緊張した時は「心」ではなく「体」から整えよう
「頭では分かっているけど、緊張する・・・」
「教室に入る前になると足が止まる・・・」
そんな時は心ではなく、体から整えてみましょう。
気持ちを落ち着かせる「4・4・8呼吸法」
緊張している時、人の呼吸は浅く速くなります。
そんな時におすすめなのが「4・4・8呼吸法」です。
①4秒かけて鼻から息を吸う
②4秒止める
③8秒かけてゆっくり息を吐く
これを3セット繰り返してみましょう。
ゆっくり息を吐くだけでも、体は少しずつ落ち着いていきます。
試合前、学校へ行く前、教室へ入る前などにもおすすめです。

姿勢を変えると気持ちも変わる
不安な時、人は自然と背中が丸くなります。
そんな時こそ、
・胸を開く
・顔を上げる
・少し前を見る
ことを意識してみてください。
姿勢を変えることで、気持ちが前向きになりやすいという研究もあります。
緊張してきた時は、「やばい・・・」ではなく、「よし、頑張ろうとしている証拠だ!」と言い換えてみてください。
ドキドキは、「あなたが本気で頑張ろうとしているサイン」でもあるのです。

保護者の皆さまへ
お子さまが人間関係で悩んでいる時、親として心配になりますよね。
つい、「気にしすぎだよ」「もっと話しかければいいじゃない」と言いたくなることもあると思います。
でも、悩んでいる子どもが一番求めているのは「正しい答え」よりも
「分かってもらえた安心感」です。
「解決」よりも「共感」を大切に
例えば、
「新しい環境だもんね。緊張するよね」
「それは悲しかったね」
「勇気を出して頑張ったんだね」
そんな風に、まず気持ちを受け止めてあげてください。
子どもにとって、「何を話しても否定されない場所」があることは、とても大きな安心になります。

家庭を「安全基地」にする
学校やスポーツの世界では、子ども達は毎日たくさんの緊張や不安と戦っています。
だからこそ、家庭だけは「安心できる場所」であってほしいのです。
・成績
・レギュラー
・友達の数
そういったことだけでなく、
「今日も頑張ったね」
「あなたの努力をちゃんと見てるよ」
と、存在そのものを認める言葉をかけてあげてください。
家が安心できる場所になることで、子どもはまた外の世界へ挑戦する力を持てるようになります。
どうしてもつらい時は、立ち止まっても良い
もし、
・学校へ行くのが辛い
・朝になると体が重い
・涙が出る
・練習へ向かう足が止まる
そんな状態になった時は、自分を責めないでください。
それは「甘え」ではありません。
心が「少し休ませて」とサインを出しているのです。
スポーツでも、ケガをした時は休みますよね。
心も同じです。
立ち止まることは、悪いことではありません。
ゆっくり休みながら、少しずつエネルギーを回復していけば大丈夫です。

最後に
新しい場所での一歩は、自分のペースで良いのです。
無理に人気者にならなくてもいい。
無理に明るく振る舞わなくてもいい。
まずは、
・挨拶できた
・教室には入れた
・今日は学校へ行けた
・自分の気持ちを話せた
そんな小さな一歩を大切にしてください。
人間関係に悩み、それを乗り越えようとした経験は、
・人の気持ちが分かる優しさ
・自分で考える力
・困難を乗り越える強さ
につながっていきます。
あなたのペースで大丈夫。
焦らなくて大丈夫。
ゆっくり、一歩ずつ進んでいきましょう。
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