5月は脳活のベストシーズン!五感を刺激する「脳トレウォーキング」のススメ

福島県いわき市で活動している健康運動指導士、介護予防運動指導員の手塚幸恵です。
認知機能低下予防が期待できるシナプソロジー®というエクササイズの教育トレーナーであり、メンタルトレーナーでもあります。運動することは脳の認知機能に良い影響を与えることが分かっています。運動のことや脳のことを分かりやすくお伝えし、運動実践につなげていただきたいと思っています。

「最近、外に出るのが何となく面倒・・・」
「毎日歩いているのに、頭がスッキリしない・・・」
そんな風に感じていませんか?

実はそれ、体の疲れではなく、「脳の刺激不足」かもしれません。

運動しているのに変化を感じない。
歩いても気分が上がらない。

それは、いつの間にか目的が「移動」だけになり、「ただ歩いているだけ」になっている可能性があります。

しかし、同じウォーキングでも、ほんの少しやり方を変えるだけで、脳への効果は劇的に変わります。

特に、5月は「気候・景色・環境」のすべてが脳にとって最高の刺激となる季節です。

今回は、5月だからこそ効果が高まる「脳を若返らせるウォーキングの方法」を分かりやすくお伝えします。

「五感」を使うと効果が倍増する理由

5月のウォーキングで大切なのは、「どれだけ長く歩くか」ではなく、「どう歩くか」です。

その最大のコツが、五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)を意識して使うことです。

体を動かすだけでも運動効果はありますが、そこに五感からの情報が加わることで、脳は一気に活性化します。

「歩く」+「感じる」=最強の脳トレになるのです。

具体的に、五感を刺激すると脳にどのようなメリットがあるのでしょうか?す。

①記憶を司る「海馬」が活性化する

【具体例】 「青々とした新緑の爽やかな匂いがする」「どこからかバラの甘い香りが漂ってきた」など、季節の匂いから「去年の今頃はここへ旅行したな」と過去の記憶を呼び起こすことで、海馬が刺激されます

②情報や集中を担う「前頭葉」が刺激される

【具体例】 「鮮やかなツツジの花がきれいに咲いているな」「いつもより日差しが力強くなってきたな」など、街や自然の小さな変化に気づき、意識を向けることで、脳の司令塔である前頭葉が働き始めます。

③感情を整える神経伝達物質(セロトニンなど)が分泌される

【具体例】 5月ならではのカラッとした心地よい五月晴れの風を肌に感じたり、青空に響く鳥のさえずりを聴いたりすることで、日々のストレスが和らぎ、心がスーッと穏やかに整っていきます。

なぜ「5月」は脳とって最適な環境なのか?

5月は一年の中でも、特にウォーキングによる「脳活」に適した時期です。
理由は3つあります。

①新緑による「視覚刺激」が豊富

木々の瑞々しい緑、色鮮やかな花々、どこまでも続く青い空。
5月は色彩が非常に豊かです。
ただ前を見て歩くよりも、「色を意識してみる」ことで、視覚から脳への良質な刺激が送られます。

②心地よい気温で「行動しやすい」

暑すぎず、寒すぎないこの時期は、体への負担が少ないため、自然と外に出やすくなります。

行動を起こしやすい=良い習慣を定着させやすい」というのが、5月の大きなメリットです。

③自然の音や香りが溢れている

鳥のさえずり、歯が擦れ合う風の音、草や土の青いにおい。
これらは室内の日常生活では得られない刺激です。

聴覚・嗅覚の刺激が刺激されることで、脳の広範囲が刺激されます。

実践編:五感を使ったウォーキングのやり方

明日からのウォーキングが楽しくなる、具体的な「五感スイッチ」の入れ方をご紹介します。

①視覚:見ることを意識する

・「いつもと違う色」を宝探しのように探してみる
・空の雲の形や、木々の葉の色のグラデーションを観察する
・「遠くの景色」と「足元の花」を交互に見る(目のストレッチにもなります)

②聴覚:音に耳を澄ませる

・どこから聴こえるのか、鳥の声を探してみる
・風が通り抜ける音を感じる
・自分の足音のリズムに意識を向けてみる

③嗅覚:季節のにおいを感じる

・すれ違う草木や花の香りを感じる
・雨上がりの独特な土のにおいをかいでみる
※においは脳の「感覚や記憶」に関する部分にダイレクトに届くため、認知機能の刺激に特に効果的です。

④触覚:体の感覚に気づく

・頬に当たる風の冷たさや温かさを感じる
・地面をしっかりと踏みしめる足裏の感覚を意識する

⑤味覚&記憶:ウォーキング後のお楽しみ

歩きながら食べるのは危ないので、「帰宅した後のお楽しみ」にしてみましょう!

・嗅覚:帰宅後に、旬の新茶やみずみずしい5月の果物を、ゆっくりと味わいましょう。
・記憶トレーニング:お茶を飲みながら、「今日はどんな色の花が咲いていたか?」「どんな音が聴こえたか?」を3つ思い出してみましょう。この「思い出す作業」が、記憶力をさらに鍛えてくれます。

要注意!脳への刺激を半減させてしまう「NG歩き方」

「運動」としては良くても、「脳の活性化」という目的で見直したい歩き方があります。

ただ黙々と歩くだけ:慣れた道を何も考えずに歩くと、脳が「自動運転モード」になり、刺激が減ってしまいます。
下ばかり向いて歩いている:転倒予防に足元を見るのは大切ですが、時々は顔を上げて、周りの景色にも目を向けましょう。
毎回同じコースを歩く:脳が景色に慣れてしまうため、時には1本隣の道を歩くなど、小さな冒険を取り入れるのがおすすめです。
イヤホンで音楽やラジオを聴き続ける:自分の世界に入れる良さはありますが、自然の音や街の生活音を聴く「デジタルデトックス」の時間も作ってみてください。

5月ならではの注意点も忘れずに

快適な5月ですが、体調管理には以下の3つに気をつけましょう。

①隠れ熱中症に注意

まだ体が暑さに慣れていません。
のどが渇く前に、こまめな水分補給を心がけてください。

②紫外線対策

5月は紫外線は、年間でもトップクラスに強くなります。
帽子や日焼け止めを活用しましょう。

③疲労を溜め込まない

新生活や連休明けの疲れが出やすい時期です。
「頑張って歩く」のではなく、「心地よく楽しむ」ペースを大切にしてください。

まとめ:歩き方を変えるだけで、脳はいつからでも若返る

ウォーキングは、素晴らしい有酸素運動です。

しかし、ただ歩くだけではもったいない!

「どう歩くか?」を少し意識するだけで、で、脳への効果は驚くほど高まります。
5月は、自然も気候もあなたを応援してくれる特別な季節です。

ぜひ明日のウォーキングでは、「五感のスイッチ」を入れて、お散歩を楽しんでみてください。
その小さなワクワクの積み重ねが、未来の穏やかな心と脳を作っていきます。

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