スポーツで自信がない原因を徹底解剖!親のサポート力で克服!
子ども達が自分の力を信じ、目標達成に向けて進めるようお手伝いをするメンタルコーチの手塚幸恵です。
水泳指導歴25年以上で様々な子供たちを指導してきた経験から、スポーツで頑張りたい子どもたちのメンタルサポートをしています。
また、人と接するのが苦手、自分に自信がなかった過去の自分が変われた!経験から、メンタルコーチとして夢や目標を叶えるサポートをしています。
どんな時も味方になってサポートしてくれた母
私は4歳から水泳を習い始めました。小学校3年生からはシンクロ(現在のアーティスティックスイミング)も習い始めました。
シンクロが大好きになり、どんどん夢中になっていきました。
しかし、私は体が細く、身長も低く、チームで合わせて演技をするシンクロでは同年代のチームメートとは体格差が大きく、選手に選ばれる条件に満たなかったのです。「技術は優れているけれど・・・」とコーチに言われ、悔しくて何度も泣いていました。
上手くなりたくて努力しているのに、体格のことで外されては・・・どうすることもできない中で、モヤモヤしながら練習に参加していた私に、母はいつも寄り添い応援してくれました。私がやりたいようにやれば良いよ!といつも背中を押してくれました。
そのお陰で、シンクロを嫌いにならず、努力を続けられたと思います。そして、チームではなく、「ソロ」で試合に出ることができ、入賞するなど活躍もできました。サポートしてくれた母に感謝です。
お子様のことが心配な保護者の皆さまへ
お子様がスポーツに自信を持てない原因は、多岐にわたります。
・運動能力への不安
・過去の失敗体験
・周囲との比較
・完璧主義
などが複雑に絡み合い、お子様の心を重くしているのです。
今回は3つの原因についての対策方法をご紹介します。お子様に寄り添った対策を講じることで、自信を取り戻し、スポーツを心から楽しめるようになるでしょう。
① 運動神経への不安を解消!自己肯定感を高める声かけ術
「うちの子、運動神経が悪くて…」そう悩む保護者の方は少なくありません。また、「運動が得意じゃない・・・」「みんなは上手なのに自分は・・・」そんな言葉を口にするお子様もいます。
「できない」と思い込み、自信を持てないお子様にはまず、自己肯定感を高める声かけを意識しましょう。
「前より〇〇できるようになったね!」
「一生懸命な姿がかっこいいよ!」
「あなたには、こんな力があるよね!」
など、結果だけでなく、努力や成長を具体的に褒めることが大切です。
周りの人に認められることで「自分にもできる!」と、自信がわいてきて「スポーツを頑張ってみよう!」という原動力となります。
絶対にやってはいけないこと
「もっと」「でも」と言ってしまうこと
「前よりできるようになったね」
⇒「もっと頑張れば、もっとできるようになるよ」
「一生懸命な姿がかっこいいよ!」
⇒「でも〇〇ができたら、もっといいね」
期待を込めて行ってしまう気持ちも分かります。
しかし、「認める・ほめる」だけで終わりましょう。
「もっと・でも」が入ると、お子様は「やっぱり今の自分ではダメなんだ」と感じてしまうこともあります。
お子様のありのままを受け入れ、認めてあげることが第一です。お子様自身がどう行動して、どのように変化したのかを具体的に褒めましょう。
② 過去の失敗体験からの怖さを克服!成功体験を積み重ねるスモールステップ
過去に失敗してしまったことや、他の子と比べて負けてしまったことがトラウマになっている場合もあります。
そのような場合には、「また失敗するのでは?」という怖さでチャレンジできなかったり、「どうせ自分はダメなんだ。できっこない」という思い込みで「やってみる」ことすら諦めてしまう状態かもしれません。
まずは、小さな目標を設定し、「できた!」「また、できた!」という成功体験を積み重ねることで、少しずつ自信を取り戻していきましょう。
小さな目標とは「ちょっと頑張ればできる」くらいの目標です。
徐々にステップアップし、成功体験を積み重ねることで、過去のトラウマを克服し、自信を取り戻すことができます。
また、失敗しても決して責めず、「ドンマイ!次はうまくいくよ!」と励まし、失敗から学ぶことの大切さを伝えましょう。
「失敗=ダメなこと」ではなく、「経験を次に生かす!成長のチャンス!」であることを体感できると、自己効力感が上がります。失敗を恐れずにチャレンジすることができ、自分の力を発揮できる選手に成長できるでしょう。
③ 途中で挫折しない!年齢に応じたスポーツ体験と親のサポート
お子様が途中で挫折せずに、才能を伸ばすためには、年齢に合わせたスポーツ体験と親の適切なサポートが不可欠です。
【小学校低学年】
小学生低学年なら、様々なスポーツを体験することが大切です。
この年代はプレゴールデンエイジといって神経系の発達が著しい時期です。様々な運動種目に触れることで体の使い方を覚えたり、体を動かす楽しさを十分に感じることが大事なので、特定のスポーツに絞らずにお子様が興味を持てるようにたくさんのことを経験させてあげると良いでしょう。
【小学校高学年】
9歳~12歳くらいのゴールデンエイジといわれる時期です。
ゴールデンエイジとは子どもの身体能力、運動能力が著しく発達する時期のことで、この時期に覚えた動きは大人になってからも忘れないと言われています。
また、「即座の習得」=「新しい動作を何度か見ただけでできるようになる」ことも可能な一生に一度の貴重な時期です。
この頃から特定のスポーツ競技に絞っていくと良いでしょう。
試合で勝ちたいという意欲も出てきます。お子様の自主性を尊重し、過度な期待やプレッシャーを与えないように注意しましょう。
「楽しい」→「好き」→「楽しい」→「好き」→「上手くなりたい」・・・
まさに「好きこそものの上手なれ」の勢いで、どんどん新しい技術を習得していきます。
ですから、本人の「好き」「やりたい」を大切にしてあげる、サポートしていくことがその後の「伸び」につながります。また、練習や試合の後は、結果だけでなく、努力や成長を褒めてあげることが大切です。
まとめ
スポーツは、体力や運動能力の向上だけでなく、心の成長や社会性を育む上でも非常に有効な手段です。スポーツを通して、お子様は困難を乗り越える力、仲間と協力する力、目標に向かって努力する力など、生きていく上で大切な力を身につけることができます。
例えば、試合で勝利したり、目標を達成したりすることで、「やればできる!」という自信が芽生えます。また、チームメイトと協力し、困難を乗り越えることで、仲間意識や協調性が育まれます。スポーツを通して得られる心の成長は、学校生活や将来の夢に向かって挑戦する上での大きな糧となるでしょう。
お子様が自信をつけ、自分の実力を十分に発揮できるようになるためには、保護者の方の温かいサポートが不可欠です。この記事で紹介した方法を参考に、お子様の個性やペースに合わせて、焦らずじっくりとサポートしてあげてください。
お子様の秘めたる可能性を信じ、一緒にスポーツの楽しさを再発見しましょう!
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