いわき市立公民館市民講座「からだの不調解消！機能改善体操」講座全６回を担当しました

2024年1月23日 2024年1月23日

sachiwell

福島県いわき市を拠点に活動している健康運動指導士、介護予防指導員、シナプソロジーアドバンス教育トレーナーの手塚幸恵です。
ＡＤＬ（日常生活動作）の維持向上に効果が期待できる脳活性化エクササイズや機能改善体操の普及に尽力しています。

令和５年度後期いわき市立公民館市民講座の中で、四倉公民館で開催された「からだの不調解消！機能改善体操」を担当しました。

元気に見えても何かしら不安を抱えている

当初の募集は定員２０名でしたが、希望者多数のため定員を３０名に増やして開催しました。
参加の皆さんは、「健康づくり」に関心があり、日頃から公民館活動などへ参加している方が多く、「元気」「活動的」な第一印象でした。
しかし、膝痛や腰痛の悩みを抱えており、「からだの不調解消！」という講座名を見て「何とかしたい！」と参加された方も多くいらっしゃいました。

学んで動いて、動いて学ぶ

今回講座で実施した機能改善体操はＮＰＯいきいきのびのび健康づくり協会https://www.ikinobi.org/のボディキネシスを基にしたものです。
機能改善体操は、動くことで本来持っている機能的な動きを取り戻す（からだの再学習）ことで動きやすい体づくり、動ける体づくりを目指します。

ですから、講座では単に体操をするだけでなく、自分のからだを知る「セルフチェック」について学んだり、「姿勢」について学ぶ時間も設けました。
今まで無意識だった自分のからだに意識を向けること、たったそれだけのことでも動きに変化が現れ、参加者の皆さんは驚いていました。

からだも元気に！笑って心も元気に！

参加者の皆さんの「体操」のイメージは次のようなものでした。
・号令をかけてみんな一緒に
・決められた動作を正しくできるようにする
・多少きつくてもやり遂げることで達成感がある

機能改善体操では「自分が心地よくできる大きさや早さ」で動くことを意識します。

皆さん、初めは戸惑っている様子でしたが、「それでいいんだ！」「その方が楽だ！」と納得し、講座の後半では、私がいうよりも先に「動いている」というように、
体操⇒心地よい⇒実施したい⇒主体的に実践！ができていました。
講座の終わりには毎回、動きやすくなったからだを使って「頭と体、全部をつなげる体操」も行っていました。脳の混乱を楽しみながら、思いっきり体も動かして、「ハッスル！」する時間です。時には大笑いが出たり、参加者同士の話が弾んで体操の終了時間を忘れるほどの盛り上がりもありました。

毎日、歯磨きをするように習慣化してほしい！

今回、参加して体が動きやすくなった、との声を多くいただきました。
からだの調子を整えていつまでも動きやすいからだでいるためにもぜひ！自宅でも体操を続けて欲しい！という思いから、参加者の皆さんには体操のレシピをお渡ししました。
毎日、歯磨きをするように、一日のルーティンになるようにこの体操をますます広めていきたいです！

参加者の声

・肩が動かしやすくなった
・簡単にできるのが良かった
・膝痛予防のために続けたい
・体操をやるだけでなく、やり方のポイントも学べて良かった
・楽しく動けたのが良かった

機能改善体操を定期開催しています

いわき市郷ケ丘２丁目会館にて毎週日曜日１０時～１１時
「健康体操教室」を開催しています。
この教室では機能改善体操と脳活性化エクササイズを行い、
「自立と自律」の健康づくりを目指しています。
詳しくはこちらをご覧ください。https://sachiwell.com/kenkoutaisoukyoushitu/